2014年4月23日水曜日

ディベイト一回戦

ディベイトが始まりました!前回紹介した3つのテーマを、賛成側と反対側に分かれて議論しました。


ディベイトとは?
設定されたテーマの是非について、話し手が賛成側と反対側に分かれ、決められた持ち時間・順番にのっとり議論を行うことです。今回の一回戦では、賛成側の尋問まで行いました。

 ディベイトの流れ
賛成側立論→反対側尋問→反対側立論→賛成側尋問→反対側反駁→賛成側反駁→反対側最終弁論→賛成側最終弁論

立論、尋問、反駁、最終弁論は各5分ずつ
   立論:自分たちの主張が正しいということを根拠を示して述べる
   尋問:相手の立論を聞いて、わからなかったところを確認するために質問したり相手の主張の矛盾を突いたりする
   反駁:相手の主張に対しての反論や相手の反論に対して自分の主張の守りをする
   最終弁論:それまでの話を全てまとめ、最後に意見する


ディベイトの様子







今回のディベイトで、様々な視点からの意見が出ました。議論の内容別に代表的なものをまとめました。

議題① エゾシカは保護すべきか
      賛成:あるがままの状態で人間との共存を目指すべき
          殺すことで生態系が壊れる
      反対:交通事故が増加する
          食性が幅広く、植物を食べつくし、農林農被害や生態系に影響が出る

議題② 北海道は道であるべきか
      賛成:3つに分けると財政の無駄が増える
          北海道は「広い」というイメージで売っている
      反対:大きすぎるので行政が行き届かない
          3つに分けて地域の格差がなくなる

議題③ 刑務所を町に置くべきか
      賛成:受刑者数が、地方交付税算定に加えられるので、より援助を受けることができる
          必要な食費など生活に必要なものを買うので町にとって大きな貢献となる
      反対:受刑者が脱獄しないか心配
          町のイメージが悪くなる


次回のディベイトは4/24(木)です。

2014年4月4日金曜日

ディベイトが始まります

ポスターセッション後に行った投稿によって、以下のポスターが選ばれたのでそれぞれのテーマを掘り下げてディベイトを行うことに決まりました

1位 A5班『知床における共生』

議題① エゾシカは保護するべきか?
 エゾシカは北海道のみに生息する、ニホンジカの亜種です。 ほとんどの植物を食べる幅広い食性から、農林業被害を引き起こしやすく、生息密度が極めて高くなると植生の著しい退行など森林生態系に大きな影響を及ぼします。
明治期の大雪と乱獲により一時は絶滅寸前にまで減少しましたが、その後の保護政策や生息環境の改変などの結果、分布域を拡大しながら生息数を増やしております。現在は農林業被害や交通事故の増加、強度の採食や踏み付けによる生態系への影響などが深刻な社会問題となっています。













2位 A6班『唯一の道』

 議題②北海道は道であるべきか
元々は、北海道は「道」ではなく3つの県でした。しかし、役人の数だけが多く、非効率的、開拓が進まないなどの批判の声が挙がり、3県が廃止され、北海道全体を管轄対象とする北海道庁が設置されて、現在の北海道となりました。
「道」であることで、同じ北海道の中にも都会から雄大な自然まで様々なところがあるため観光に有利であり、また農業の方針は北海道全体を1つの庁でまとめて計画できるため効率がいいというメリットがあります。一方で、様々な環境があるのに同じ知事・機関が統括している、県内で格差があるなどの問題も起こっています。また、あまりに大きいため、14個の支庁を設置する、という体制をとっています。











3位 C5班『網走刑務所について』



議題③刑務所を町に置くべきか
 網走刑務所はかつては日本で一番脱獄が困難な刑務所だといわれていました。多くの映画や漫画で登場し、日本の刑務所の代表的存在になっています。現在では、刑務作業で農作業のほか、ニポポ人形などの小物工芸品づくりも行われ、観光客に好評を博しています。
 高い知名度があり、刑務作業で作られた工芸品などが人気を集めて多くの観光客が訪れています。一方で網走といえば「刑務所」という強いイメージがついてしまっています。

2014年4月1日火曜日

ファームステイについて

2月27日に北海道から、ノースプロダクションの近江正隆さんが来てくださいました。
近江さんは、自然に憧れ北海道に移り、現在「人と地域を持続可能な社会へ繋ぐこと」を目的に、様々な活動をされています。
今回、私たちが修学旅行(3~4日目)でファームステイをするということで、ファームステイについてお話ししていただきました。


私たちから事前に集めた質問をもとにファームステイについて説明してもらいました

近江さんの作った動画を見ました

















近江さんは人生経験から、ファームステイは「命や、人と人との繋がり」が感じられるチャンスだとおっしゃいました。
ファームステイを体験したことの私たちにとって、今はまだ実感は湧きませんが、ファームステイ後には、一人一人違っても得られるものがあるんだということが話を聞いていて期待できました。
今後も近江さんは私たちの修学旅行に関わってくださいます。

もうすぐ5年生!モチベーション上げていきましょうね!(^o^)